TOMORROW ~ドミニカ共和国だより~


2006.6.28~2008.3.21、   ドミニカ共和国での青年海外協力隊生活の様子を書き綴っています☆第2の都市サンティアゴで小学校教諭として現場教員に算数指導をしています。  kamucomechika@yahoo.co.jp
by kamu-come-chika
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語学発表会 「私の夢」

 私はドミニカ共和国に行きます。青年海外協力隊として外国に行くことは私の子どもの頃からの夢でした。私が高校の時、英語の教科書で協力隊のことを知りました。その頃から「開発途上国」と呼ばれる国に興味を持つようになりました。その本の中には、JICAのおかげで学校に行く事ができるようになった一人の黒人の男の子の笑顔と、協力隊として働く一人の男性の写真がありました。その男性の生き様は素敵だと感じ、いつか彼のようになりたいと思いました。
 大学生の時、ブラジルから日本までの船旅をしました。その時、フィジーやパプアニューギニア、ミクロネシアなどの開発途上国の一部を、ほんのちょっとだけ覗く事ができました。ブラジルでは、元ストリートチルドレンの子どものための施設に行きました。彼らは昔、家がなく道端で働かざるを得なかったのです。多くの人々が、「ストリートチルドレン達はとても危ないから気をつけなさい。」と私に教えてくれました。確かにそれは嘘ではありません。でも、その裏には大きな背景があったのです。その施設の子どもたちは私にとってはとても可愛い子どもたちでした。一人の男の子が私にこう言いました。「日本の人達にぼく達のことを伝えてください。ぼく達だってできることなら家族達と幸せに暮らしたいけど、できないんだ。でも今ぼくは幸せさ。だって学校で勉強する事だってできるし、家で仲間と共に過ごす事ができるんだもの。」この少年と話した事は、今でも私の人生の中で印象深い出来事です。ミクロネシアで、偶然協力隊の人と出会いました。私はミクロネシアの言葉を話せなかったので、その国の言葉でその国の人達と話のできる彼をとても羨ましく思いました。彼に「私も協力隊になりたいんです!」と言うと、彼は「楽しいよ!頑張ってください!」と言ってくださいました。その時、「絶対に協力隊になるぞ!」と心に決めました。
 二年前、JICAの合宿セミナーに参加しました。これは、ラオスの教育関係者の方のためのセミナーで、ラオスの青年教育関係者20名と日本の教育関係者20名とで、ラオスと日本の教育問題について語り合うというものでした。驚くような違いがたくさんあることを感じました。その後、ラオスに行き、彼らの働く学校をいくつも見せてもらいました。一番驚いた事は、ラオスの先生方は放課後一切働かず子どもたちと一緒に帰るのです。日本では考えられないと思いませんか?私達は夜遅くまで働いて普通ですよね?でも、彼らは怠けていると言うわけではありません。自分達の生活のために、家に帰ってからも自分の家の仕事をしているのでした。私はその時、「ボランティアだからこそ」何か出来る事があるのではないかと感じたのでした。
 この前の3月の修了式の日、学校の子どもたちにこんな話をしました。「私は『夢』を叶えるためにドミニカ共和国という国に行きます。みんなは夢がありますか?みんなも夢を持ってください。どんなものでもいい、『夢』を持っているとそれを叶えるために頑張ろうという気持ちが出てくるから…。」ドミニカ共和国で、いろんなことを見て、聞いて、参加して、考えて、悩んで、たくさんの友達を作りたいです。そして二年後、もう一度日本の学校に戻った時、子どもたちにドミニカ共和国のいろんな話を聞かせてあげたいです。これが今の私の『夢』です。

 
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by kamu-come-chika | 2006-06-10 18:22 | つれづれなるままに
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