TOMORROW ~ドミニカ共和国だより~


2006.6.28~2008.3.21、   ドミニカ共和国での青年海外協力隊生活の様子を書き綴っています☆第2の都市サンティアゴで小学校教諭として現場教員に算数指導をしています。  kamucomechika@yahoo.co.jp
by kamu-come-chika

<   2006年 10月 ( 31 )   > この月の画像一覧


☆祝同期再結成☆

10月31日(火)ドミ共生活126日目

午前中は日本大使がPastor Abajoというパイロット校を訪問。
9月に日本青年団が来て(http://kamucomech.exblog.jp/d2006-09-07)
「算プロの視察がおもしろかった」という感想が多く、
一度算プロも覗いておこう、ということで訪問に来られたのでした。
地方の一小学校に「小さな日本政府」が来ると言う事で
校長を始め、みんな緊張した雰囲気でした。
私自身は特にする仕事もなく、ぼーっと突っ立ってるだけでしたが(^-^;)

すでに帰国した隊員の報告書で気になる事を一つ。
先生方のやる気の問題です。
いくら日本政府が協力をしても現場の先生方が
やる気を持っていなければ、その協力は何の役にも立たない。
(そこには学校職員だけでなく教育事務所の偉いさんも来ていたので)
是非とも現場の先生方の質向上を目指したシステム作りを図って欲しい。
大使はそんな事も述べられました。


ご多忙な大使は小一時間ほどで学校訪問を終了し、
その後私たち18-1次隊は首都サントドミンゴへ。
何を隠そう(別に隠す必要は何もないけど)
今日は一時帰国していた同期が再赴任する日なのです。
日程が決まる前から空港に出迎えて、
みんなで再結成を祝いたいね・・・と話していた私たち。
日程が大使の訪問と重なり、結局空港までの出迎えはできずに
CASA(隊員連絡所)での出迎え
(実際は彼の到着の方が早く、私たちが出迎えられたんやけど(笑))
になっちゃったけど、少しでも早く会えてよかった。
これからまた、みんなで協力しながら頑張っていけたらいいな。

サントドミンゴに滞在していた語学訓練中、
毎週末一緒に観光にでかけていた頃とは違い、
この頃は、一緒に「仕事」をするようになって、
やっぱり考え方が違ったり、取り組み方が違ったりして
ただ笑っているだけでは無くなってきたように思う。
でも、ぶつかってこそ本当の「仲間」。
切磋琢磨してお互いに向上していける、
本当の意味での「仲間」になれるよう努力していきたい。
[PR]

by kamu-come-chika | 2006-10-31 10:30 | つれづれなるままに

「豊かな感覚」

10月30日(月)ドミ共生活125日目

校内研修を間近に控え、管理職と最終打ち合わせ(事前研?)。
どんな感じでやりたい・・・と言う事は伝えてはいたものの、
いざ、こういう言葉で伝えます、と具体的に原稿を書いて渡すと、いろいろ問題が。

管理職から期待されている内容は、ズバリ「他領域」。
去年までで、一応先輩隊員による四則演算についての講習は受けたので、
今年度は四則演算以外にも目を向けたいと思っているらしい。
でも、図形や量は後回しで、四則演算のみ
(それすらカリキュラムよりはかなり遅れているんだけど)に取り組んできていて、
図形や量については「教科書丸写し」しかしていないのが今の現状。
「他領域全般」、しかも「全学年」の先生方対象に、何をどう講習すればいいのか、
申し出のあった2ヶ月前(学校が始まってすぐ)から、ずっと頭を悩ましていました。
先生達は具体的な指導法を知りたがってるだろうケド、
全学年を対象に、ある一部分の指導法を教授したところでおそらく発展は無い。
やっぱり「ねらい」ナシには何も語れないから、
日本のカリキュラムを紹介することにした。
そこで出した私の結論。
(今日はちょっと堅い話になりますが、ご了承ください。)

「学ぶ」とは何か、をまず考えてもらう。
先生達は自分たちの知識を子どもたちに伝えることしかしていない
(ように私には見える)。
でも、私にとっては「学ぶ」とは「考える」こと、「考える力をのばす」こと。
(おもしろくないだろうけど)日本のカリキュラムの紹介をし、
算数科の目標を挙げて、それも大きな目標の一つであることを確認する。
子どもたちにもっともっと考えさせるような発問をしてほしい。
誰かが間違えた時には「なんでそう思ったの?」と「なんで?」をもっと使って欲しい。

「量と測定」の「長さ」を取り上げる。
いきなり初めから単位を教えて、単位換算ばっかり練習するんじゃなくて、
「単位」の有用性を「感じさせる」ために、日本では
「直接比較→間接比較→任意単位による比較→普遍単位による比較」を
意識して教えている。それは「長さ」以外の量、「かさ」や「重さ」についても同じ。

簡単に言うと。
どちらが長いかを比べて、直接比べられるものは直接(直接比較)、
直接比較できないものはリボンとか他の媒体物に写して(間接比較)、
でもそれだけじゃ「どちらが」長いかはわかるけど
「どれくらい」長いのかはわからないから
「親指○個分」「消しゴム○個分」などというように、
体や身近にある物で「いくつ分」を表して(任意単位による比較)、
でもそれじゃ電話では通じない。
全国共通の単位があると便利だね、世の中には「cm」ていう「単位」があるよ、
それで測ってみよう(普遍単位による比較)。
昔の人も、貿易の時に困って、それで全国共通の単位ができたんだよ。
・・・そんな流れ。
いきなり「cm」という単位を教えてもおもしろくないし、
「単位の有用性」を「感じさせる」事が大事。

講義形態だけだとダレるのは目に見えてるから、
簡単な模擬授業をして、実際にどんな感じかを体験してもらう。
「量と測定」の学習をする上では、「豊かな感覚」を身につける事が大切で、
単位の換算は二の次。
たくさんたくさん予想したり測ったりという活動をして、
部屋の橋から端までが大体5mとか、15分歩いたから1kmくらいかなとか、
そんな風に実生活の中で生かせることが大切。

・・・そんな流れを管理職に説明したところ。
管理職「豊かな感覚・・・はて?どんな感覚?」
私「だから、さっき言ったみたいに、感覚的に量がわかるようになること
(ホントはそれだけを指しているわけではないけど)」
管理職「言ってる意味がわからない」
私「う~ん。。。」

このやりとりを何度か繰り返した後、
そういう意識が無いからこそそういう感覚がわからないのだと、ふと思った。
単位換算するよりも実際に活動をすることが「豊かな感覚」を養うのだ、
そういう意識を持ちながら授業に挑んでほしいという結論に至った。
先生達が「豊かな感覚」という言葉の本当の意味するところがわからなくても、
日本ではこれを重視して取り組んでいる、私自身もこれが大事だと感じている、
そう伝える事が大切なんだと言う風に思った。

他にもいろいろ伝えたい事は予定してるけど、
今回はちょっと長くなりすぎるのでこのくらいで。
[PR]

by kamu-come-chika | 2006-10-30 09:55 | ドミニカ学校&活動

洗濯

10月29日(日)ドミ共生活124日目

この国に住むようになって洗濯が好きになった。
洗濯機はあるけど、機能は怪しいし、すすぎの機能は無ので
洗濯機で洗って、その後気づいたところは手洗い。
何度かすすいでから、いい香りのする柔軟剤につけてから脱水機へ。
たまにめんどくさいな~とは思う事もあるけど、
ザバザバ洗う感覚が好き。
びしょびしょに濡れちゃう感覚が好き。
濡れてもすぐに乾いちゃう感覚が好き。
洗濯場は外(中庭)にあるので、周りが濡れても問題ないし。
ほとんど子どもの水遊びの感覚です(^-^;)

毎週末が洗濯日。
日本にいるときは母から
「一週間に一回なんて汚い!」なんてよく怒られてたけど
実際平日帰宅後に洗う時間はあんまりないし。
下着は足りなくなるからこまめに洗ってるけど、
一週間分くらいの服は(ギリだけど)あるし。

そして干すところはお隣さんの屋根の上。
この辺の家は平屋建てが多く、しかも坂道にあるので
簡単にお隣さん家の上に上れちゃうんです。
サンサンサン太陽の光~♪
(さわやか三組ってNHK教育テレビ知ってますか?)のもと、
シーツやバスタオルをバンバンって干す感覚が最高!
坂の下にははるか向こうまでサンティアゴの町並みが。
ちょっと先の坂の上にはサンティアゴのシンボルである
モニュメントがドンと腰を据えている。
この景色がまたもや最高!!
大声で歌を歌いながら洗濯物を干すのが
私の週末の日課(週課?)です。
[PR]

by kamu-come-chika | 2006-10-29 04:53 | ドミニカ生活&文化

Bag作成

10月28日(土)ドミ共生活123日目

初の研修を来週に控えた週末。
一応どんな流れで行こうかは考えたものの、
やはり直前まで悩みに悩んでしまう私。
アタマがパンク寸前だったので、
やるべき仕事は山程あるけどちょっと現実逃避。

こないだ裂けたジーパン(・・・太ったのかしら(泣))で、
前々からちょっとずつ作成していたバッグを完成させました。
だってもったいないんだもん。
だって可愛いバッグないんだもん。
可愛いと思ったら高いんだもん。
生地が厚くてミシンでは縫えないので手縫いで。
全部手縫いでめんどくさかったけど、完成して嬉しかった♪

作り始めの頃は、ママに「醜い」と言われたのですが、
完成してみると、「超可愛い☆」ですと(^-^;)
逆にママの言葉が「可愛いの作ってやろう!」と励みになったりして。
ま、チャックがないのでスラれないように対策が必要だけど。
針仕事をしている間も、研修内容のスペイン語がアタマから離れずにいたけど
でも、気分転換になってよかった☆
・・・私が不器用だと思ってるそこのアナタ!
まぁ上手ではないけど、できたバッグは結構可愛いんよ~。
[PR]

by kamu-come-chika | 2006-10-28 04:51 | ドミニカ生活&文化

カリキュラム

10月27日(金)ドミ共生活122日目

今週はカリキュラム課の人たちが首都から来られていました。
常日頃問題だと感じる点も、
来週の先生方に対する校内研修の内容も、
結局は全てカリキュラムから生じている問題だと言っても過言ではない。
今日はこの国のカリキュラムについて書きます。

ここでは一年生から分数をやります。
そんなの絶対無理!
一年生がそんな発達段階じゃないのは素人でもわかる!
1年でも2年でも3年でも4年でも(ほぼ)同じ内容のものをやります。
今年できなくても来年の担任がやればいいや・・・そう思ったら
先生達はやらないに決まってるよ!
こんなカリキュラムじゃ先生達は個人個人で好き勝手にやるだけで
子どもたちには全然定着しないよ~!!
カリキュラム、しっかり建て直して!!

カリキュラム課が来ていた時、そう声を大にして言いたいところでしたが、
カリキュラムについては外国人がとやかく言える問題ではないらしい。
「義務教育の内容を下げろ」「現実に見合った内容を」というのは
内政干渉と捉えられても仕方のないことだそう。
「これだけの内容をこなしています」と国内外に示す事が大事だと捉えていたり
「現実問題無理でしょ?」という事は、「国家を侮辱するのか」となりうるからだそう。

う~ん。。。難しい。難しい問題が絡みすぎ。
カリキュラムの事はどうしようもないのであれば
私たちには何ができるのだろう。
日々自問自答です。
[PR]

by kamu-come-chika | 2006-10-27 04:50 | ドミニカ学校&活動

宿泊研修旅行の実態

10月26日(木)ドミ共生活121日目

今日から二日間我が校の先生たちは首都へ研修旅行。
「もちろん」の事のように平日だから子どもたちの授業を削っての取り組み。
職員方同士の横のつながりをもっと持たせるべく
最近研修を奨励している動きがあるそう。
「また授業カット?」と思う反面、
「おぉ!そんな取り組みが!」・・・とビックリしたんだけど、それがまた中途半端。

午前・午後と分けた雇用形態だから、
たとえば午前はウチの学校で午後は違う学校で働いている先生は
午後の学校は休めないから参加できない。
宿泊が絡むから、家庭の事情等で参加できない。
そんなこんなで30人くらいの先生のうち20人くらいの参加。

・・・という事で、研修旅行に参加している先生のクラスの授業はカット。
でも、参加せずに家にいるのはおかしいという事で、不参加の先生のクラスは通常通り。
結局副校長は研修の引率(?)に行き、校長は学校に残る、という形をとりました。
でも、「通常授業」をしているはずのクラスも、
「今日は隣のクラスもいないし、のんびり過ごすわ~。」
とか言って、先生付きの自習状態。
なんだそりゃ・・・なんて中途半端なのかしら(>_<)
子どもの授業時数よりも、先生の勤務形態が重視されるのがそもそも理解不能。
[PR]

by kamu-come-chika | 2006-10-26 04:49 | ドミニカ学校&活動

サービス精神

10月25日(水)ドミ共生活120日目

算数プロジェクトとはホンジュラスを中心とした
カリブ海のスペイン語圏5カ国で行っているプロジェクトです。
昨日から二日間サンティアゴに来ている専門家の方は
5カ国を回ってきて、今回本国でラストの5カ国目。
ドミニカの印象は・・・?と聞くと、食べ物は美味しくて、物価が高い。
みんな怠け者だけどなぜにこんなに発展しているのか不思議、とおっしゃっていました。
「プライドが高くてふてぶてしい」こうともおっしゃっていました。
まぁ確かにサービス業でも偉そうにしている。

たとえばスーパーのレジで。
レシートの紙が無くなったとする。
レジのおねーちゃんは何も言わず座って待ってるだけ。
「いつできるの?」と聞くと、「私は知らないわ。」(聞こうともしてないくせに)
いやいや、そういうことじゃなくて。
知らなくても急いでるそぶりを見せるだけで
こっちは嫌な気分にならないで済むんですけど?

たとえばタクシーで。
80ペソ(250円くらい)だと言われ、100ペソを出す。
タクシーのおっちゃんは「おつりがないから100ペソでいいだろ。」
いやいや、お釣り用意しとこうよ。
って言うか、「お釣りがなくてごめん」とか、そういう謝罪の言葉はないわけ?
同じ払うにしても、気分よく払わしてくれって感じ。

たとえばレストランで。
注文した品を1時間後に持ってきてガチャンとテーブルに置く。
いやいや、こっちはだいぶ前から待ってて我慢の限界まできてるんよ。
愛想笑いの一つでもしてくれてもよくない?

日本みたいな「お客様は神様」のような、
行き過ぎたサービス精神はどうかとも思うけど、
「こっちは客やぞ~!」って怒りたくなることもしばしば。
ま、これもそれも「広い心」を持つための訓練の一環かしらん。
[PR]

by kamu-come-chika | 2006-10-25 10:22 | ドミニカ生活&文化

強心臓

10月24日(火)ドミ共生活119日目

日本から専門家の方が来ドミ。
「ドミニカ共和国の教育を司る」カリキュラム課の人達に
授業観察の仕方の指導等のために来られました。

午後は我が校の一年生S先生の授業見学。
一教員からしてみれば、国のお偉いさんがいっぱい来て
授業を見ていくんだから、とてつもない緊張もするはず。
でも予定校でデモがあって、急遽彼女の授業を見に行くことになり、
実は本人の確認を得たのが前日の夕方。
でも、全然戸惑うこともなく、「いつもどおりやればいいんでしょ?」とS先生。
そう、そのとおり!
いつもどおりの授業観察を目的としていて、
何も特別な事は要求していないのですが、
誰かが来るとなると意識しすぎた授業になってしまいがち。
今日はS先生のいつもどお~りの落ち着いた授業を見ていただけました。

「強心臓」の持ち主だな~って感心しちゃった。
(これはこの前に見たビデオの日本お笑い番組のネタ・・・だれかわかるかな?)
でも冗談抜きに、私は結構びびりで人の目を気にしてしまうタイプだから
必要な時にはしっかりと引き受けられる「強心臓」を持てるようになりたいな。
[PR]

by kamu-come-chika | 2006-10-24 09:27 | ドミニカ学校&活動

わたし待~つ~わ、いつまでも待~つわ♪

10月23日(月)ドミ共生活118日目

こないだ買ったばっかりなのに
なんだか調子の悪い携帯を見てもらいに携帯ショップへ。
安全対策のためにJICA事務所より貸与しているものなので
早いうちに直さなければ・・・と使命感を持って朝一に出発。

~9時~
9時開店と聞いていたけど・・・まだのようです。
店の前でしばし待つ。
~9時半~
お、開店しました。
店員「ちょっとお待ちください。」
~10時~
私「・・・後何分くらいかかりますか?」
店員「もうちょっとお待ちください。」
~10時半~
私「・・・何時までかかりますか?」
店員「11時半にできるのでそれまでお待ちください。」
私「わかりました。それまでちょっと外でぶらぶらしてきます。」
~11時半~
店員「もうしばらくお待ちください。」
仕方が無い、店内で待つことに。
~12時~
無事に直って手元に帰ってきました!!

即日は無理だと思ってたのにしていただけました。
保障期間内だから?か、無料でしていただけました。
二週間で壊れた事よりも、半日待たされたことよりも、
「即日」で「無料」でしていただけた事に感激しました☆
素晴らしい!よくできました(*^-^*)

日本でだったら「遅い!」とぷりぷりしていた私も
ちょっと心が広くなった証拠かしらん?(・・・え?レベルが低いって??)
[PR]

by kamu-come-chika | 2006-10-23 09:26 | つれづれなるままに

☆夜景デート☆

10月22日(日)ドミ共生活117日目

この週末は家でゆっくり過ごした。
今日は洗濯して掃除して、ちょっとお裁縫もして。
シニアボランティアの方(大家がウチのママなのです)が
夕食を食べに来る事になったので、彼の好物のカレーとケーキも用意して。
もちろん間近に控えた仕事(研修準備)もして。(まだ不完全だけど)

先々週には奥様と末っこの娘さんが来ドミしてて、
その時に行ったという山の上の夜景を見に行ってきました☆
六甲山の夜景に負けないくらい(?)綺麗でした☆

なかなか素敵なデートコース。
車を持ってない私は、彼に連れて行ってもらわなければ
きっとずっと知らないままだったんじゃないかな。
彼は父と同い年の還暦。
彼の末の娘さんが私と同い年。
パパみたいな彼とのデート(笑)、なかなか楽しかったです☆
[PR]

by kamu-come-chika | 2006-10-22 11:36 | つれづれなるままに