by kamu-come-chika
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7月7日(金)ドミ共生活10日目
今日は、日本は七夕ですね。 到着からちょうど10日。ゆっくり(?)ネットにつなげる事もできたので、 ブログも10日分の日記を更新をしました。 一度更新したのも写真をちょっと編集したりしたので、また見てみてくださいな☆ En Japón. hoy es TANABATA. Desde que llegué al pais, han pasado 10 días. Puedo conectar a internet bastante tiempo, he escrito los diarios de 10 dias. Correjí los diarios que había escrito otra vez. Por eso mire por favor. 今日は、朝からJICA事務所へ行き、 午前中は、JICA安全対策クラークである警察の中でも上位にいらっしゃるという カルロス大佐の安全対策講話を聞ました。 今までも何度と無く聞いてきましたが、 ココ5年ほどで、この国の治安はかなり悪くなってきているようです。 私の派遣されるところの比較的安全と言われている地域でも 犯罪があって怪我をし、日本に一時帰国されている方もいるとか。 用心してし過ぎということはないので、用心し過ぎる事にします。 午後は今回任期を終えて帰国される帰国隊員の最終報告会がありました。 9人の方の15分にはまとめきる事のできない2年間分の思いを聞いてきました。 私の所属先となる「サンティアゴ教育省08-05事務所」の方のはもちろん、 すごく考えさせられる発表がたくさんありました。 みなさん「楽しい事もツライ事もホントにいろいろあった」とおっしゃる2年間。 土木施工で貧困地域に派遣された女性隊員の方は、 「私の活動はまさに『草の根活動』でした。 でも残念ながらその根っこは腐ってしまっていました。」と語られました。 もちろんこの国の人たちにも素晴らしい方はたくさんいらっしゃるのでしょうが、 彼女の行った地域は、協力を提供する相手となる仕事仲間さえも 「見栄っ張り」「騙し合い」の世界だったそうです。 社会的弱者に厳しい社会。 貧困層の事でなく、一部の豊かな人の事を考えて出来た社会。 無罪であっても釈放金を支払わないと拘置所を出る事ができないという社会。 警察に突き出されると困るから・・・と、たとえ悪事を目にしてもそれを指摘しない社会。 13歳の望まない妊娠をしている女の子がドラッグに手を染めながら 「ウチのママは私のことが嫌いだから。」と言っていたそうです。 生まれてくる彼女の子どもはまた彼女と同じような人生を歩むのでしょうか。 まさに「貧困のスパイラル」がそこにできてしまっているのだと言っていました。 8月には事務所に席を置き、それぞれの学校で働き始めます。 4月から3ヶ月間、訓練を受けるばかりで「学生」に戻った気分がしている私。 ちゃんと仕事ができるのかなぁ・・・と少し不安です。 夜は送別会がありました。 メール等でしか連絡をとった事のない先輩隊員の方や、 ステイ先に前にいらっしゃった方ともお会いする事ができて嬉しかったです。 今日は「隊員連絡所」通称「casa(家)」にみんなで宿泊します。 それがこの隊員連絡所、びっくりするほどの豪邸! 何でもかつてはベネズエラの大使が住んでいたとか。 だいぶ汚くはなっていますが、この広さ。オドロキです。 しかも!「チョロチョロ」ですが「お湯」が出るらしい! ココではシャワーはいつも水なので、それも嬉しいトコロです。
by kamu-come-chika
| 2006-07-07 14:10
| 青年海外協力隊(JICA)
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