by kamu-come-chika
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12月7日(木)ドミ共生活163日目
算数プロジェクトとして行っている、月に一度の講習会。 配属先「サンティアゴ市08-05地域教育事務所」のうち6校が 隊員6名がそれぞれ担当している「パイロット校」。 私たちで3代目の派遣となっている「旧パイロット校」3校と 現在1~2代目の「新パイロット校」3校。 今、この新パイロット校3校の先生方を対象に講習会を行っています。 講師は毎回担当を決めていて、その人が中心になって作り、 事前にみんなで検討して練り上げていきます。 今回の講師は一年前に派遣されている先輩隊員です。 やっぱりスペイン語力が違うな~。 自分の言いたい事は言えたとしても、 向こうが何言ってるのかわかんないもんな~。 やっぱりもっと勉強しなきゃ。 次回からはいよいよ私たち18年度1次隊のメンバーが講師を担当。 自分の担当校だけじゃなく、 算数プロジェクト全体の意見として摂られるからそれだけ責任も重い。 もっとスペイン語勉強しなきゃいけないな~と改めて思いました。 現在は3校だけを対象に行っている講習会。 あとは隊員それぞれが、自分の担当校で講習会をしたり 授業観察をして個々に「教員の指導力向上」を目指しています。 ・・・でも、本当はこれでいいのかな?と思っています。 歴代の前任隊員が個人的に指導してきた先生や 日本や他国に研修に行った先生は、 やめちゃったり、続けてても他に広げる事をしなかった(できなかった)り。 他に還元する事をしていないのが現状。 「08-05地域教育事務所管轄の教員の算数指導力の向上」が私の仕事。 学校だけが対象だったら、今の学校を精一杯見るしかないけど そうじゃなくて地域全体の教員が対象なら、 もっと地域全体の教員に目を向けるべきなんじゃないかと。 学校にいてる方が子どもたちとも接する事ができるし、 始めは「子どもたちに指導する」のが私のやりたいことだったんだけど。 子どもと接する事のできない仕事よりも 学校を担当する事ができて、すごく嬉しかったんだけど。 現状を見ていると、やっぱり先生達の指導力は正直イタイ。 その先生に教わっている子どもたちの学力はもっとイタイ。 もちろん、先生の指導力だけの問題ではなく、 家庭学習や教育システムの問題もたくさんあると思うけど。 この国の将来のために、この子どもたちの笑顔のために。 もっと何かできることがあるんじゃないか。 自意識過剰なのかもしれないけど、最近そうよく思います。
by kamu-come-chika
| 2006-12-07 10:28
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