by kamu-come-chika
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12月9日(土)ドミ共生活165日目
昨日の夕方からラ・ベガという隣町に来ています。 サンティアゴからはグアグアで40分、50ペソ(160円くらい)という近さ。 そんな近くにありながら今まで来た事が無く、今回初のラ・ベガ訪問。 この町では、「農業プロジェクト」が展開されており、 専門家、シニアボランティア、シニア隊員がそれぞれ一名、隊員が3名、 そのプロジェクトに関わっています。 (ちなみにこの国では、サンティアゴで算数プロジェクト、 サマナという地域で保健プロジェクトが展開されています。) 「農業」プロジェクトがあることから、田舎をイメージしていたのですが結構都会でした。 サンティアゴよりも小さく、こじんまりとしていて市内は歩いて移動できる感じ。 サンティアゴよりも、交通安全面でもマシなずいぶん気がしました。 サンティアゴではカロ・プブリコ(乗用車の形をした車)が路線を走っていますが、 ラ・ベガではカロは無く、モト・コンチョ(バイクタクシー)が一般的です。 JICA関係者はカロを禁止されているので、普段は徒歩かタクシー使用なのですが、 モト・コンチョは安いしどこまでも行けるし、いいなぁと思いました。 町の中人部には昔からあるMercado(市場)があって、そこでは何でも揃います。 40年くらい前に建てられたらしい建物はとても大きく、 野菜や鶏、卵や薬、民芸品などが所狭しと並んでいて、おもしろかったです。 Mercadoは国中どこにでもあるそうなのですが、 わが町サンティアゴは都会なのでいつもスーパーで買い物をするので、 実は行った事がありませんでした。「途上国」の雰囲気を満喫してきました。 ちょっと歩くととても立派なCatedral(大聖堂)がありました。 昨夜来たときは、Catedoralのある公園全体が飾られツリーもあって イルミネーションがとても綺麗でした☆ 農業プロジェクトでは「営業部」みたいに、事務所に朝全員が揃い、 そこから各担当の畑などに行って、また夕方帰って来るらしく、 毎日顔を合わせているそうです。プロジェクトとは関係なく日青ボも一人いて、 みんなとても仲が良く、まるで家族のようでした。 昨日の夜も、ある隊員のお宅でカレーパーティがあり、 今日の昼もみんなで台湾カフェに行ってきました。 今日の午前中は先週から始まったという朝市をしていて、その見学をしてきました。 プロジェクトは個人農家を対象にしていて、 品物を作ってもなかなかそれを売る場が無いそうです。 市場ではスーパーよりもモノは新鮮だけど、新参者は入れないなどの問題があるらしい。 最近はスーパーで買い物をする人も多く、彼らがなぜ市場を利用しないかと言えば 市場には無い駐車スペースがあって、車で来れるから。 そこで、建物の中で痛みにくいし、産地直送だし、安くて、なんと車でも来れる! ということで、この売り場を作ったそうです。 一年前から言ってきて、やっと開催が先週からできたとH専門家がおっしゃっていました。 まだまだ始まったばかりで、店も客もまばらでした。 農家もわざわざ遠くから時間も燃料も労力もかけて品物を持ってきても、 お客さんが少ないと次は来なくなるし、品物が少ないとお客さんは来なくなるし、 なかなかそのバランスは難しいそうです。 ちょっとずつでも確実に、軌道に乗ることをお祈りしています。
by kamu-come-chika
| 2006-12-09 10:29
| ドミニカ観光&旅行記
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