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TOMORROW ~ドミニカ共和国だより~


2006.6.28~2008.3.21、   ドミニカ共和国での青年海外協力隊生活の様子を書き綴っています☆第2の都市サンティアゴで小学校教諭として現場教員に算数指導をしています。  kamucomechika@yahoo.co.jp
by kamu-come-chika
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公立の女子校

5月15日(火)ドミ共生活322日目

我が校San Martín de Porresの姉妹校であるキリスト教系の学校、
Politecnico Femeninoに行ってきました。
Femeninoは「女性の」、Politecnicoは「専門学校」みたいな意味。
普通の公立小学校と同じく、幼稚園と1年生から8年生があって、
さらに高校・専門学校(行った時は美容系のクラスをやってました)があります。
中庭には大きな教会(日曜日には盛大なミサが行われるらしい)があって
大学のキャンパスのようなつくりですごく立派でした。
基準は不明ですが、入学試験もあるらしいし、単なる公立小とはやはり違うよう。
なんで公立なのに女子校?なんで公立なのにお金持ち?
…疑問はたくさんありますが、先生方の指導力うんぬんよりも、
普通公立小よりも落ち着いて話を聞ける環境があるのは確かなようでした。
休憩時間後みんなでゴミ拾いをしたり、一人一人教科毎にノートを持っていたり。
新任のときに言われた言葉、「環境が子どもを育てる」。
教師の指導力ももちろんだけど、環境って大きいなぁと改めて感じました。
「あそこの学校は女子だけだから落ち着いて勉強できるの。ウチとは違うわよ。」
そう言っていたウチの先生がいた。
「子どもを育てる『環境』」はもちろん元々あるものもあるけれど、
学校単位で、学級単位で、作っていけるものも多少はあるという事を
こっちの先生方にもわかってほしいなぁ…なんて思ったのでした。

by kamu-come-chika | 2007-05-15 00:52 | ドミニカ学校&活動
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